4スタンス理論 に興味を持ったのは何故か? それは、自分自身が学生時代に陸上競技をしていた時に遡ります。 中学で陸上を始め、 「走るフォームとは、こうで無くてはならない。」 「速い選手のフォームはこうだ」 と教えられ、コーチに言われるたびにその通りに変えてきた。 そして、結果としては、フォームを変える度にタイムが落ちていった。 そして、怪我も多くなった。 練習量は人の数倍。しかし、走れば走る程遅くなった。 その後、高校時代はコーチがいなかった。 ゆえに、自分で色んなフォームを試した。 その中でぴったりはまったのが、以下のフォーム。 ■前傾・つま先接地・腕は前で振る これは、中学では悪いと言われていたフォーム。 そして、陸上を始める前の小学校時代のフォーム。 しかし、中学や参考書ではこのフォームは悪いフォーム。 疑いを持ちながらも、結果が出る。モヤモヤ感。 高校時代は、最も記録が伸びて走りが楽しい時期だった。 陸上競技を大学まで続けた。 またコーチがついた。 やはり、周りの速い選手のフォームをまねるように教えられた。 そして、伸び悩んだ。 社会人になった。 趣味は、ロードバイクに。 特に深く考えずに、乗っていた。 フォームやセッティングなんて、たかが自転車やろ?と。 その時のフォームが以下。 ■後ろ乗り・つま先をペダルに・足裏の外側で踏む 上記は、現在の雑誌やプロのフォームで流行りの ■前乗り、クリート深め、母指球で踏む とほど遠い。むしろ逆。 自分も、流行りの方に変えてみよう、と試してみた。 サドルを前に出し、ステムを伸ばし、クリートを深くした。 すると、ヤビツ峠のタイムが36分⇒38分へ。 2分も落ちた。 ケイデンスも、90回転を維持するのがかなり難しくなり、 ふくらはぎも太くなった。 「これは、このセッティングは合っていない」 本能的にはそう思う。 しかし、今の流行りが正解なのでは、と頭をよぎる。 これは、陸上の頃と同じ現象。 人や世間が良いというフォームと、自分が本能的に良いと思うフォームのギャップ。 前置きが長くなった。 そして、気づいた。 人間は人...
コメント
コメントを投稿