4スタンス理論研究の復活【ロードバイク研究】

 4スタンス理論による漕ぎ方、姿勢、ペダルのセッティング等を昨年6月まで実験していた。

 しかし、「パワーメーター」という客観的なデータがない分、その効果を測る事が出来ていなかった。
 
 故に研究があまりにも感覚的なものになっていた為、昨年の序盤に研究をやめてしまった。

 昨年7月、スマートトレーナーを手に入れた。
 タックスのネオスマートである。
 それで客観的な指標である、「パワー」が見られるようになった。

「タックスネオスマート」の画像検索結果"
 
 2019年7月ー2020年1月10日まで、4スタンス理論を無視した「クリート深め」「プロ選手の多くがやっている」「前乗り」等のセッティングでトレーニングをしてきた。

 結果、FTPは240Wから294Wへ。
 東京ヒルクライムではベストを4分短縮して、58分に。

 袖ヶ浦のウィンターサイクルマラソンでは、先頭集団でラストのスプリントに加わり、一桁順位でゴール出来た。

 上出来である。
 非常に。

 しかし、一方で少し伸び悩んできた感もある。
 294Wのベストを11月に出した切り、停滞。
 
 これは何かを変えないと先には行けない。

 そこで、また4スタンス理論の復活である。

 スマートローラーで毎日のようにトレーニングをするようになって、FTP294Wになった。
 しかし、それは毎日のトレーニングのおかげであり、「深いクリート」等の一般的に良いと言われるセッティングの要因ではないかも知れない。

 2020年1月10日に4スタンス理論をもう一度適用開始。
 実走では未だ客観的データはないが、ローラーのZWIFT FTP TESTでは結果が出つつある。

 本日、3日練習できなかった後に、4スタンス理論を適用しテスト。
 A2向けのクリート浅め。外重心。走る前の伸びて腕を後ろに回すルーティーン。
 
 結果、FTP294Wとベストタイ。
 久しぶりに出た記録。

 これは、4スタンス理論の御かげなのか、単純に疲労が抜けただけなのかは分からない。
 人間の理論なんて後付けだ。結果から推察するしかない。
 故に、半年後にどうなるか実験してみる。
 
 いいスタートを切っている。

 因みに、ランニングをしているある知り合いの女性に4スタンス理論を当てはめるとB2という結果であった。
 ランニング前の肩より下に肘をやったまま後ろに肩を回す、というルーティーンを行い、重心を意識した結果、5Kmをキロ5分からキロ4分30秒まで伸びた。
 これは伸びすぎなのであてにならないが、しばらく試してみてもらう。
 
 ロードバイクの方にも何かヒントが得られるかもしれない。

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